リワーク後半(6) 心に響いた言葉
今日は心に響いた言葉がありました。
【リワークに来ていることが、赤点をとって補講に来ているみたい】
これについては、今日の振り返りの中で書いていきます。
今日は初めての日直。
メンバーとスタッフの前に立って、挨拶と本日の予定、連絡事項などを喋ることや、メンバーの方々の体調を聞き取ってスタッフさんに報告しにいったり、ラジオ体操を前に出てしたり、なかなかの業務である。
リワーク初日に最初に見た時、"人前で喋るとか無理!絶対嫌だ!(涙)"と思っていたし、担当スタッフさんにも「日直っていつからしなきゃいけないんですか?」と聞いたほど。
そんな日直があるから、朝から少し緊張気味だった。だけど、たまたま木曜日だったから、前半メンバーがいなかったりスタッフさんが少なかったりで、少し緊張が和らいだ。
実際前に出て喋ってみると、めっちゃ緊張した。毎日他の方がしてるのを見てるのに、何を話したら良いか分からなくてカンペに頼った。
その後、メンバーの体調などの聞き取り後、スタッフさんに報告したんだけど、ファイルの向きが自分向きになっていたので、注意された。
前までなら、めっちゃ落ち込んで立ち直ってなかったけど、「次気を付けよ〜」って意識的に思うことで、そこまで落ち込まなかった。
さて、心に響いた言葉について。
午後に初めての受けるプログラムSST(Social Skills Training)=社会生活機能訓練をした。
SSTは元々の統合失調症などで長期入院されていた方が社会復帰する時にされるトレーニングみたい。
リワークでは、それを職場のコミュニケーションとかにしてロールプレイングしながら、身につけていく。
今日は講義で【自分の気持ちを伝える】こと。
私は、職場とかでは気持ちを伝えることが出来なかった。無理な仕事を断れなかったし、しんどい などの感情も伝えられなかった。
そもそも、自分の気持ちをちゃんと把握することが苦手だと最近気付いてきた。
今日のワークでは、会社で困ったことがあった時、誰に・いつ・どうやって・どんなふうに、相談するか?をみんなで意見を出したりした。
私は結構面白かったし、自分の気持ち把握して伝えるって意外と難しいな〜 くらいに考えていた。
最後感想を1人ずつ言ってた時に、
【リワークに来ていることが、テストで赤点を取って補講にきているみたい】と言った方がいた。
その人が言うには、『今日学んだことがあまりにも基本的なことで、それすら出来ていないことがショック』だったみたい。
『通うことが情けないけど、二度とうつにならないように目一杯吸収する』と言っていた。
その人が言ってること、めちゃくちゃ同感だった。
私はこのプログラムに関しては面白いし、自分のためになるから全然良いのだけど、そもそもリワークに行くことになった時はすごくツラかった。
まだ復帰を認めてくれなかった職場を恨んだし、リワークのことを"更生施設"みたいに思って、本当に嫌だった。
今でも、何でまだ復帰出来ないんだろう?とか、このままリワークずっと行くなら仕事辞めたいな とか頭に過ぎるけど、何とか前向きに取り組んでるつもり。
今日のこの発言を聞いて、私以外にもリワークに来ることに抵抗がある人もいるんだなと思った。
そもそも、うつになる人は真面目と言うけど(沢山読んだ本どれでも書いてある)、メンバーさんを見てると本当にそう思う。
みんなめちゃくちゃ、うつに関する本を読んでるし、プログラムにも真面目で、働いていた当時の話を聞いてもめちゃくちゃ頑張ってた人ばかり。
うつになった自分、なかなか復帰できない自分が嫌で、自己肯定感が低い感じ。
もちろん真面目な人が全員うつになる訳じゃないけど、私がリワークで出会った方はみんな真面目で頑張り屋だし、このブログで購読している方も真面目な方が多い。
みんな現状を変えようともがいて頑張ってる。
真面目で頑張り屋だから、もっともっと!ってどんどんハードルが上がるけど、普段の自分を褒めてあげるのを忘れないようにしないとね。
今日は、日直頑張った!大きな問題なく終わった!お疲れ、自分!
おわり