急性虫垂炎で入院
久しぶりの投稿です。
実は急性虫垂炎で昨日受診してそのまま入院となりました。
1連の出来事を記録しておこうかなと思います。
まずそもそものスタートは8月初旬。
出勤後、急に腹痛が…
みぞおちがかなり痛いので、胃薬をもらいに健康管理室へ
胃薬をもらって様子をみようとしたけれど、痛くて座っていられない。
更衣室で15分ほど休ませてもらったけど、痛くて休めない。
丸まってもさすっても、何しても激痛。
これは仕事にならないと思って、上司に早退の申し出。
同僚に家まで送るよ〜と言ってもらったけど、「大丈夫です〜(ニコニコ)」と強がる。
駐車場まで歩いて行って車に乗った途端、強がる必要がなくなったからか、めちゃくちゃ痛い!!(涙)
ヒーヒー言いながら(本当に口に出てた)、これは運転出来ないかも…と思ってきた。
(心の声)
いや、でも大丈夫ですって言ったしなー
職場の人の前で平気な顔するのしんどいなー
と、考えて自分で帰ることにした。
※今考えると本当にやめた方が良いです。自分以外の人に危害を加える恐れがあるので、今後は同僚に送って貰うか救急車を呼びます。
職場から家までは20キロ。
半分以上が山道です。
ただ、あまりにも痛くて職場出て3分くらいで、脇に停めようかなと思い始める。
(心の声)
救急車を呼ぼうかな?
いや、救急車来るまで待ってられないから、自分で行った方が早いかも!
でも、痛すぎる…
救急車来てもらったら、この車はどうなるの?乗り捨てなの?
ひとり暮らしだから、取りに来てもらえないし、アーーー!
と考えて、とにかく安全運転!痛みで気絶しないように!
頑張れ頑張れと声に出して運転しました。
救急車は4,5回呼ぶか真剣に考えました。
私の中で、救急車って本当に大変な方が呼ぶものだと思っているので、"自分で喋れて意識もあるのに呼んでしまって良いものか"と呼べませんでした。
その後、家の近くの交差点で赤信号。
信号変わるのが長いと知っているので、パーキングに入れてサイドブレーキを引き、少し休憩。
これが大失敗!!
信号が変わって足をブレーキに掛けようとしたら、右下腹部が凄まじい痛み。
涙出そうでした。
もう、信号で停まっても休憩はしないと誓って、帰宅。
もう這うようにして、仕事着を脱ぎ捨てて布団に寝転がりました。
痛すぎて運転は無理だと悟り、少し落ち着いてから病院へ行こう、少し寝よう、
と思ったのに、痛すぎて寝れない。
帰宅直後、36.8℃だったのに、昼過ぎには38.4℃に。
あー、やばいかもと思ってきた。
同僚から仕事帰りに病院連れて行くよ!と言って貰えたけど、夜まで待てず夕方1人で運転して、近所の病院Aへ。
※激痛→痛 に。みぞおちは痛みがかなりマシになったかわりに、右下腹部の痛みは悪化。
A病院は初めて行くところで(仕事で引越してきたので、土地勘0。病院も分からず)、駆け込んだ結果、念の為コロナのPCRを受けることに。
(熱があるのに、アポ無しという迷惑な患者でした。対応してもらえたことに感謝です。)
診察も厳戒態勢(コロナの前提)で、触診はしてもらえずでしたが、胃腸炎の薬をいただきました。
翌日、少し大きめの病院Bへ。
PCR検査のみ。
その2日後に陰性確認できたので、B病院でお腹を診てもらうことに。
急性虫垂炎の疑いで検査を色々して、結果腫れと炎症反応はあるけれど、ピークは過ぎて治っているところ。
お薬で治しましょう。
ということで、抗生剤を4日もらった。
この時の私は正直、自分のお腹のことより職場のことで頭がいっぱい。
PCRを受けることになって、職場は大騒ぎに。
私の部署は全員在宅勤務になり、私が使ったトイレや更衣室は使用禁止に。
結果が出るまでは、本当に心が折れたかと思うくらい落ち込みました。
もう退職するしかない、消えるしかない、と思い詰めていました。
でも、職場の同僚や先輩から電話をもらったり、お見舞いのお花やゼリーなどもらって、周りの人の温かさや支えも感じました。
そして、母がアポなしで突撃してくれて、お粥を作ってくれたり病院へ送ってくれたり、布団で小さく丸まって泣いている私の背中を何も言わずにさすってくれました。
土日になってからは、夫が遠くから(新幹線で3時間くらい)来てくれて、支えてくれました。
陰性と分かってたけど、外に出るのが怖かった私をドライブに連れて行ってくれて、お日様の光を浴びせてくれました。
この様な流れがあって、自分の体のことより、職場に迷惑をかけたこと、差別されるかもしれない、避けられるかもしれない…etc 色んな悩みがあって、復帰のことばかり考えていました。
陰性確認後、部署のみなさんは通常通り出勤できていたのですが、私は職場のルールで陰性確認後7日間は自宅待機でした。
この間も、まあまあ病みました。
でも、心は折れていなかったようで少しずつ前向きに考えられていました。
その間、腹痛はと言うと…
抗生剤のおかげで、熱は出ず腹痛もかなりマシに。
動いたりする時は響くという感じ。
薬はもうないけど、ここからは自然治癒に任せるんだろうな〜と思ってました。
ド緊張の中、復帰して(めちゃみなさん温かく迎えてくれました)、3,4日後。
あれ?また痛いよ?
どんどん痛くなるよ?
と痛みに気付いてきました。
あの発症初日の白目剥きそうな痛みを考えるとこんなの1/3くらいだし!
後遺症かも〜
とか、とにかく受診しないで良いように考えてました。
だって、せっかく復帰したのに、また休まなきゃいけないなんて、絶対イヤだ!!!
でも、金曜日になって痛みは少しずつ強くなってるし、、、
下痢の腹痛とは違う痛みだし…
土日にあの激痛を迎えたら、マジで無理!
と思って、念の為朝イチでB病院へ。
当日病院へ行く前に検温すると、36.9℃。
ギリギリセーフでホッ。
B病院について受付でおでこでの検温。
「エッ?」と言われて、2,3回計り治される。
「あのー。37.7℃ですけど…」と言われて、ビックリ。
とりあえず、家では36.9℃でしたと伝えて、別室待機に。
ベッドに寝転んで待機してたら、点滴と採血をしてもらえた。
点滴は結局9:30-12:30くらいまでしてた。
結果が出で、先生から『検査結果的に前より酷くなっている訳ではないけれど、前のCTとか総合的に考えて、急性虫垂炎の疑いなので、大きい病院を紹介します』と説明。
土日に急変すると困るので、病院の方がこの後診察してもらえるところを当たってくれました。
大きなC病院が受け入れてくれることになり、この後そのまま向かうことに。
出来ればタクシーに行ってほしいと言われたけれど、腹痛も落ち着いているので、申し訳なかったけれど運転していった。
C病院では外科へ。
検温では、37.7℃。あらら…という感じ。
すぐに診察してもらえました。
女性の先生でめちゃ優しい(涙)
ゆっくり喋ってくれるので、私も焦らず丁寧に経緯を説明。
触診とB病院のCTやデータを見て、急性虫垂炎の疑いだと言われた。
抗生剤だと再発があるらしいけれど、再発のスパンは数年後の人もいれば、私のように数週間、数日もあるみたい。
酷かったら手術になる可能性もあるけれど、明らかに点滴薬で抑え込めるぐらいであれば手術しないで治療しましょう。
と言って貰えて、安心。
血液検査などして、点滴も付けてもらって点滴押しながら、他の検査へ。
緊急手術の可能性もあるので、上の服だけ病院着になりました。
エコーでは、右下腹部をめちゃくちゃ押されて、グリグリされてかなり痛かったです。痛いですって言おうか迷ったけど、ちゃんと診てもらいたいから我慢。
※検査技師さんはお仕事をしてくださっただけなので、感謝しています。
その後、レントゲン撮ったり色々して診察。
エコーの結果、手術が必要なほど悪化していないので、抗生剤で治すことに。
先生からは、1週間抗生剤を飲んで自宅で治すのと、抗生剤の点滴で入院して治すかの提案。
点滴の方がガツンと治せるし、悪化してもすぐ対応してもらえるので、入院することに。
そのまま、着の身着のままで入院。
携帯の充電器すらないため、お借りして家族や職場に連絡。
そんなこんなで、入院スタート。
月曜日の状態によって、退院出来るかもなので、治療に専念したいと思います。