思うがままに。

〜頑張らないことが目標〜

大学・大学院時代

私にとってつらい6年間だった。

楽しかった思い出はないし、大学入学から今日に至るまでの不運は、あの日からずっと続いている気がするほど。

 

 

まず、私は大学に行く意味が分からなかった。

それは高校にいる時からで、三者面談や進路希望調査は苦痛だった覚えがある。

しかし、進学校だったこともあり東大・京大が当たり前、他は負け組みたいな雰囲気がすごい。

大学に行かない選択肢なんてなかった。

 

親には"夢がないなら選択肢を広げる為に、上の大学に行くのがあなたの為になる"と言われていた。

夢はあったけど、否定されていたから無いものと同じだった。

 

大学に行く気がないくせに、現役で落ちたことにはプライドが許さない謎な性格。

浪人することになり、予備校に通った。

医師になりたい訳じゃないのに、浪人するなら医学部に行かなきゃ恥ずかしいと思って医学部クラスに入った。

 

浪人中は、勉強だけをする・友達は作らない というルールを作って13時間くらい勉強してたと思う。

1日だけ気分が悪くて午前中休んだが、それ以外は毎日勉強していた。

ストレスで過食になって10キロ以上太った。

 

センター試験は目標点にいかなかったので、進路はさっさと医学部はやめて某国立大の理系学部に変えた。

二次試験も無事終えて合格した。

1年間の努力が実った気がして嬉しかった。

 

入学してみると女子がいない。予想は出来ていたけど200人ほどの中に女子は20人もいなかった。

残念ながら高校までの友人みたいな子には出会えなかった。

 

遅刻をする子やレポートをせずに私のを写す子、授業中ゲームをする子、一緒にご飯を食べているのに携帯から目を離さない子。

私にとって非常識と感じることが多くて、どう受け止めたら良いか分からなかった。

偏差値的な頭の良さはあるのかもしれないけど、人間性は嫌いだった。

 

サークルの見学にも行ったけど、飲み会が全くダメだった。

バカみたいなコールや酔い潰れて歩けない、男女混合に並ばせる、自己紹介で好きなタイプを言わせるetc

全然馴染めなかった。

そういう人を見れば見るほど冷めていった。

自分も記憶なくなるくらい酔えれば楽なのに、と何度も思ったが酔えなかった。

 

普通に考えてノリの悪い新入生(&デブ)は当たり前のように可愛がって貰えなかった。

数ヶ月でやめて、体育会の女子部活に入った。変な男女のノリがなくて居心地が良かった。

 

 

学部の友達とは一向に仲良くなれなかった。話も全然面白くないし、相手が仲良くしようと思っていないのが伝わってくる。

過去レポや課題を協力するだけの関係。

代筆とかね…

 

高校までは打ち解けられる友人がいたから、こんなに友人が出来ないことに焦っていた。

 

大学では興味のない授業を受けて、なんの為にこの時間を過ごしているのか分からなくなった。

やりたいことをやろうと思って、2年生の時に大学を辞めようと思った。

母に言うと怒られた。「あなたのする仕事ではない。あなたは日本を引っ張っていくの。」と言われてしまった。

 

 

廃人のように過ごしていて、3年生になった頃から、部活中に息が上がると過呼吸になるようになった。

癖みたいになって、そのメニューをするとどうしても過呼吸になってしまう。

練習に行くことが怖くなった。

4年生の前に、研究も忙しくなるからと理由をつけて辞めさせてもらった。

 

 

思ったより長くなったので、ラボ時代は次の記事で。